2013年09月19日

【ニュース】終末期ケアの相談員を全国10病院に配置へ


2014年度から10病院で試行的にスタート、その後段階的に拡充されるとのこと。



つなごう医療 中日メディカルサイト | 終末期ケア 相談員配置へ 治療の悩み、在宅療養など助言

厚生労働省は、治療の手だてがなく死期が迫った入院患者や家族の悩みを聞き、医療・ケアチームとの意思疎通を円滑に進める終末期医療の相談支援員を医療機関に配置する事業を、2014年度から始める方針を決めた。

患者本人の意思をできる限り尊重した終末期医療の実現に向け14年度は10カ所程度で試行、その後、段階的に拡充する。

相談支援員は患者の日常的なケアに当たる看護師や、在宅療養に向けた退院相談や支援をする医療ソーシャルワーカーら医療従事者が兼務する形を想定。専門的な研修を受けた上で延命治療の選択肢などに関する相談に乗るほか、「自宅で最期を迎えたい」と望む患者の在宅療養の環境を整えるコーディネーターの役割を担わせることも検討する。

治療方針を家族と十分話し合っておくよう患者に助言したり、意思表示できなくなった場合に備え栄養補給や人工呼吸器の装着、蘇生処置など延命治療をどこまで希望するか、あらかじめ記載しておく事前指示書の作成を勧めたりする。


最終的には全国どの地域でも利用できるようにならなければ、意味がないですよね。その時に「費用対効果」はどうなのか。患者や家族の満足度・納得度と医療の効率、両方に資するものであってほしいと思います。

その意味でも、現場の意見や事業の過程で出てきた「気づき」をどんどん取り入れて、良い仕組みにしていただきたいものです。うまく回るようになれば、我が国の終末期医療を大きく前進させることになりそうですので。

なおこの件は10日以上前に朝日新聞も伝えています。ただウェブに載っている記事は短いので、我ら医療の素人にとっては中日新聞の記事の方が親切ですね。

朝日新聞デジタル:患者が望む「終末期ケア」実現へ相談員 まず10病院に - 社会

メディアには、この事業がスタートしたらフォローの取材をぜひお願いしたいものです。

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p-4195264 at 04:36│Comments(0)TrackBack(0)ニュース記事 

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