2008年08月01日
【統計】「平成19年簡易生命表」が発表されました
新聞やテレビなどでは「平均寿命」のニュースネタになる「簡易生命表」。昨日、平成19年の簡易生命表が厚生労働省から発表されました。
「平成19年簡易生命表」(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life07/
それによると、平均寿命(0歳児の平均余命)は男性が79.19年、女性が85.99年で、それぞれ前の年より0.19年と0.18年伸びました。
そのほか、興味深いデータを挙げますと、
- 「特定年齢まで生存する者の割合」では、男性の21.0%、女性の44.5%が90歳まで生存
- 半数が生存すると期待される「寿命中位数」は、男性が82.11年、女性が88.77年
- がんで死ぬ確率は、男性が30.10%、女性が20.56%
よく「人生80年」なんて言いますが、女性に関しては「人生90年」の方が、実態に即しているようです。
ともあれこの「簡易生命表」、人口に関心のある人、つまり世の中のマクロな動向を押さえておきたい人には、必見の統計と言えますね。