2011年09月14日
【新聞記事】韓国でも火葬が主流に
韓国紙・朝鮮日報の記事です。
韓国はキリスト教徒の多い国ですが、やはり火葬が主流になりつつあるようで。
韓国でも火葬が主流に | 朝鮮日報
韓国でも埋葬方法として火葬が主流になってきている。
昨年、全国で火葬が行われた割合は67.5%に達し、3人のうち2人が火葬に付されたことになる。10年前の2000年には火葬の割合が33.7%にとどまり、土葬が大部分を占めていたが、最近では火葬と土葬の割合が逆転している。
保健福祉部(省に相当)は9日、外国人を除く昨年の死亡者25万5403人のうち、火葬に付されたのは17万2276人で、1日平均で472人が火葬されたと発表した。09年は16万人、1日平均440人だったことから、7.5%増えたことになる。火葬率はここ10年間にわたり1度も減少することなく上昇を続けている。
地域別に見ると、土葬が比較的難しい都市部での火葬率が高かった。ソウルや釜山など七つの特別市・広域市での割合は75.5%で、それ以外の市や道では61.8%だった。
火葬は、地方より大都市圏で、女性より男性で、高齢者よりも若い世代で、それぞれ火葬率が高いとのこと。宗教別の火葬率も、聞いてみたいですね。
中国やシンガポールなども含め、東アジア諸国の葬送文化はかなりの程度収斂していくものと見ています。少子高齢化という大きな社会傾向も、共通していますし。韓国でも、散骨や手元供養、合葬墓は当然増えていくことでしょう。