2011年10月16日

【ニュース】グリーフケアで寄り添う人材育成へ 京都で協会設立


「京の町屋を拠点に」というのが、何ともいい味ですなぁ。



グリーフケアで寄り添う人材育成へ 京で協会設立 : 京都新聞

 最愛の人を亡くした悲嘆(グリーフ)に寄り添える人材を育てようと「京都グリーフケア協会」が、京都市下京区の町家を拠点に発足した。医師や大学教員らに加え、遺族会の代表も参加、葬儀従事者と看護師向けの実践講座を17日から始める。遺族向けのカウンセリングも行い、「悲嘆の受け皿づくり」を目指す。

 和歌山県で葬儀会社を営む上野山栄作さん(49)が中心となり、3年前から準備を進めてきた。悲しみの現場に接する中で「遺族の目線でグリーフケアをきちんと学ぶ場を設けたい」との思いを抱いたという。病院での死別後、遺族が最初に接する看護師の重要性にも気づき、両職種を対象とした講座を用意した。

・・・

 理事長の上野山さんは「葬儀や医療従事者の対応は、遺族が悲嘆を乗り越えていくのに大きな影響を与える。悲しみを抱える人たちを支える活動に、こつこつ取り組んでいきたい」と話す。


ホームページも既に公開されています。

http://www.kyoto-griefcare.or.jp/

京都グリーフケア協会

その理念

死別の直後に遺族に関わる医療従事者や葬儀従事者の対応は、後のグリーフワークのプロセスに大きな影響を与えます。 死別に寄り添う関係者の知識や技術だけでなく、人間的な力が問われるところでしょう。 そのために、わたしたちはグリーフケアについて真摯に学び考えていくことが必要だと考えます。 この協会で学び得たことが広く平等に、最愛の人との死別の悲しみを抱える方々への支えとなり援助となることを願います。


ちなみにこれとは別に、3年前に発足した「日本グリーフケア協会」というのがあります。こちらは、看護学の先生が理事ですね。

日本グリーフケア協会[アドバイザー認定講座]

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