2011年11月23日
【新聞記事】需要高まる遺品整理士 無許可、不法投棄の懸念も
千葉日報の記事です。千葉県在住の私ですが、同紙の記事を取り上げるのは、初めて。
需要高まる遺品整理士 無許可、不法投棄の懸念も 健全化へ業界団体 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ
高齢化や核家族の増加で需要が高まっている遺品整理士。昨今の「孤独死」問題も背景に参入業者は増えているという。一方で、業者の中には一般廃棄物の許可を得ずに業務を請け負うなどのケースもあるといい、質の低下を懸念する声も。こうした中、業界の健全化へ遺品整理に携わる人々が「遺品整理士認定協会」を立ち上げ。関係法規の順守など業者の育成に乗り出した。
遺品整理士への需要が高まっているとか、「近年注目を集めている」と書かれていますが、そもそも遺品整理士なるものはできたばかりなので、ここは「遺品整理業」と書くべきではないでしょうか。
記事の後半は、不法投棄の問題を取り上げています。
需要が高まっている一方で、問題視されているのが遺品の不法投棄だ。
遺族に代わり遺品を形見分けし、残りを供養して処分する整理士の仕事。現状では、リサイクル業や清掃業者のほか、いわゆる“便利屋”が参入しているが、中には一般廃棄物やリサイクル品を区別なく処分するケースもあるという。
こうした点も含め、「遺品整理バブル」みたいな参入ラッシュが起こりつつある折柄、今後悪質業者による非道なビジネスがメディアネタ(場合によっては、本に)になることも増えるでしょうね。一頃の葬祭業が随分やり玉に挙げられたように。