2011年11月01日

【ネット記事】「親の死」に直面する前に・・・


リクルートの発行するフリーマガジン「R25」のウェブ版です。



「親の死」に直面する前に、僕らがしておくべきことは? | web R25

僕らの人生がこの先もつつがなく進んでいくとして、いずれ必ず直面することになるのが「親との別れ」だ。親が元気なうちから考えるのは不謹慎な気もするけれど、子である僕らだけでなく、家族や親戚全員にとっての一大事でもある。家族構成によっては、喪主として葬儀を取り仕切る立場になる人だっているはずだ。

現実的にはずっと先のこととはいえ、もしも今すぐ“そのとき”がやってきたとしたら、正直いってキチンと見送れる自信がない。親が突然倒れても慌てず対処できるように、今から準備しておけることってあるんだろうか?


20台後半から30代前半の大都市在住男性会社員、という人たちを読者として想定するメディアが、こうしたネタを取り上げることが、まず驚きですね。親御さんは、まだせいぜい60歳代でしょうに・・・。

後半は、「エンディングノートのすすめ」になっています。

「そこで近年流行しているのが、『エンディングノート』といわれる覚え書です。これは、もし突然の病気で意識不明のまま亡くなってしまうようなことになっても、残された家族へ伝えるべき事柄をまとめておける新しい形の遺言書のようなもの。親が自ら入手するのはもちろん、子が親へプレゼントするケースも増えているんですよ」


ちなみに出版の世界でも、この一年は親の老後や死に備える、といったテーマのものが多く出されるようになりました。たとえば「親が死ぬまでにしたい55のこと」「親が死ぬまでに聞いておきたい45のこと」「親が70歳を過ぎたら読む本」「自宅で親を看取る知恵」といった風に。

本来なら親から子へ伝えられていてしかるべき知識や知恵が、うまく伝承されていない家庭が多いんでしょうね。皮肉なものです。

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