2011年12月06日

【ニュース】鳥取県が、がん先進医療の利子を助成


利子助成そのものは全国初ではないそうですが、なかなか画期的な制度ですね。



がん先進医療で利子助成…鳥取 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 鳥取県は、公的医療保険の対象外になる大学病院などでのがんの先進医療について、患者の医療費負担を軽減させるために、金融機関と連携した専用のローンを利用した県民を対象に、300万円を上限に県が利子を助成する制度を創設した。

 県によると、実質的に無利子で借りられるといい、がんの先進医療で利子を助成する制度は福井や兵庫など4県にあるが、県外の医療機関で受けた治療も対象にするのは全国初という。

 厚生労働省は、がん細胞にピンポイントで照射できる粒子線治療など約50種類を先進医療として認定しており、入院代や薬代などについては健康保険を使えるが、先進医療の費用は全額患者負担となっている。

 県内で先進医療が受けられる医療機関は限られており、兵庫県立粒子線医療センター(同県たつの市)では2005年6月以来、約30人の県民が治療を受けたことから、県外でも先進医療を受けた場合、助成の対象にすることにした。利子の助成は、年率最大6%以内で、7年以内。課税総所得が600万円以下の世帯が対象。専用ローンは山陰合同銀行が2日から、鳥取銀行が来年6月頃から取り扱いを始める。

 また、県庁では1日、平井知事と山陰合同銀行の石丸文男専務、鳥取銀行の山下恭史常務が連携協定書を交換。平井知事は「1人でも多くのがん患者が先進医療を受けられるように活用してもらいたい」と話した。


県外の医療機関でも良し、とせざるをえなかったのは、鳥取県内の医療事情が十分でないため、という事情があるようです。

医療にしろ介護にしろ、公的保険は肥大化する一方で、いずれは保険料負担が我慢できる水準を超えることと思われます。公的保険のカバー範囲は必要最小限にして、あとは民間の保険や、本件のような利子助成でまかなうようにせざるをえないのではないでしょうか。

その意味で、鳥取県の制度がうまく機能し、さらに他県に広がることを強く期待します。

p-4195264 at 06:49│Comments(0)TrackBack(0)ニュース記事 

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