2012年02月15日

【書籍】日本人の死生観を読む ~明治武士道から「おくりびと」へ~


正直、原発事故と放射能汚染をめぐる著者の「危険厨」ぶりには辟易しているのですが、それとこれとは別ということで。





内容紹介
幅広く活躍する宗教学者が、日本人の死生観を読み解く。映画「おくりびと」は多くの現代人に死と向き合う関心をよびさましたが、そもそも私たちは死をどう捉えてきたのか。明治の武士道、宮沢賢治の童話、柳田国男や折口信夫の民俗学、吉田満の『戦艦大和ノ最期』、高見順の詩などを読み解き、大きな展望のもとで捉え返しながら、3・11以降を生きる私たちに、死と生への新たな向き合い方を提示する。


島薗進氏は、日本を代表する宗教学者の一人で、東大の死生学研究拠点の元担当教員でもあります。日本人の死生観について語るには、うってつけの学者さんでしょうね。

紹介では「3・11以降を生きる私たちに」とありますが、必ずしも東日本大震災による死生観の変化みたいなものは正面から扱っていないようです。そもそも、著名な文学等を「読み解く」のが主旨のようですので。

ちなみに、島薗進氏のTwitterは下記。放射線に取り憑かれているかのようです。。。

島薗進 (shimazono)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字