2012年03月17日

【ニュース】島根大医学部付属病院が「事前要望書」一般患者にも拡大


いずれは、あらゆる大病院で「あって当然」の制度になるでしょうね。



一般患者も「事前要望書」島根大医学部付属病院 : 医療ニュース : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

 島根大医学部付属病院(出雲市)は、自分にしてほしくない延命治療を、意思表示できなくなる前に患者本人が病院に文書で伝えておく「事前要望書」の提出制度を一般患者や外来患者に拡大し、12日、発表した。

 事前要望書の制度は、終末期医療を行う各地の病院が取り入れているが、対象を一般患者らにまで広げたのは全国で初めてという。

 延命治療をすることで、かえって患者の尊厳を傷つけてしまう場合もあることから、同病院は2008年6月、終末期患者を対象に同制度をスタート。今回、万一の場合に備えて拡大を決めた。

 専用の用紙に、回復の見込みがなくなった場合、▽人工呼吸器装着▽気管切開▽胃ろうによる栄養補給▽輸血・血液製剤使用――など10項目について拒否するかどうか記入。患者本人、家族らが署名し、同病院に提出して登録しておく。


各地域の病院など医療機関は、医療情報の発信を始めとする「啓発」も、これからますます重要になることでしょう。それは結局、医療に関わるコストを効率化することにもつながるわけですし。

今元気な人も、「万一」の時を想定して、自分ならどうしてほしいか考えておくとよいでしょうね。で、それを家族に伝えておく、と。

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