2012年10月08日

【新聞記事】読売新聞「シニア探検隊」で男性二人がエンディングノート体験


男性二人、というのが異色と言えば異色ですね。いずれも70代。



エンディングノート もしも・・・家族に伝える1冊 : わいず倶楽部 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

いざという時に備え、自分の介護や葬儀の希望などを記しておく「エンディングノート」が、人生の終盤を意識し始めたシニア世代に根強い人気だ。どのようなものなのか。どう書けばいいのか。男性2人が学んだ。

今回の探検隊員は、兵庫県猪名川町の藤野崇さん(74)と、友人の大阪府豊中市の伊藤毅さん(73)。伊藤さんは約7年前に脳梗塞を患い、もしもの時のことを切実に考えるようになったという。

講師を務めたのは、相続の相談を受け、弁護士などの専門家への橋渡しをする「相続手続支援センター」大阪支部の長井俊行さん(34)。同センターは、独自のエンディングノートを作っており、書き方講座も開いている。


記事には、「エンディングノートの書き方のポイント」というのが箇条書きで載っています。「構えず自由に」や「家族に存在や場所を知らせておく」はわかるのですが、「健康や葬儀のことは真剣に」とか「写真は若い頃のものを」というのは、少し首をひねりたくなりますねぇ。

記事の後段では、いろいろなエンディングノートの形態を紹介しています。項目で「差別化」するのとは別に、目的・用途での差別化といったところでしょうか。選択肢が多くなるのは結構ですが、そろそろ「いろいろありすぎて、どれ選んだらいいかわからない」という状態になりつつあるのかもしれません。

エンディングノートは、様々なものが市販されているほか、インターネットを利用してデジタル化して残すものもある。

文具メーカー「コクヨS&T」が発行する「もしもの時に役立つノート」(セミB5判、64ページ、1470円)は備忘録としても使える。ペットに関する情報やウェブサイトのIDなどを書き込む欄があり、30~40歳代への普及も狙う。一昨年9月の発売から今年6月までに約25万冊売れた。

NPO法人「遺族支え愛ネット」(06・6468・1189)が作成したのは「バトンタッチ」(A4判、37ページ、1000円)。財布に入れる救急カードが付いており、急病や事故の時のために、顔写真を貼り付け、健康状態を書くようになっている。

電子版では、「e遺言.com」(電子遺言バンク運営=https://www.eyuigon.com)がある。会員登録(月額525円)が必要だが、何度でも書き換え可能で、音声や動画も残せる。利用者の安否を定期的にメッセージの受取人に知らせるサービスもあり、60歳代男性の利用が多いという。


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