2012年11月25日

【新聞記事】「楽しい終活」のすすめ


日経「定年男子の終活見聞録」。



今回は「終活フェア」にまつわる考察です。

ひつぎの中は意外に落ち着く 定年男子の終活見聞録 :日本経済新聞

ここ2、3カ月の間、各地の葬儀社や霊園、司法書士、介護・医療施設などを訪ね歩いた。終活と一口に言っても、関連する分野は多岐にわたる。時間はたっぷりあるが、体力の衰えが目立つ高齢者には、かなり大変なことだった。しかも訪問先は、どちらかといえば暗いイメージが付きまとい、気軽に立ち寄りにくい所が多い。なかなか足が進まない。

「あらゆる終活相談が1カ所でできればいいのだが」と考えていたところ、最近になって、関連業者や専門家が集まり合同説明、相談会を催す例が一部で見られるようになった。

9月末、川崎市で開かれた「終活フェア」もその一つだ。市内の葬儀会社が発案し、霊園、石材業者、介護・医療施設、法律専門家など14の会社、団体が参加した。これまでも、数業者が手を組んで小規模の相談会を開く例はあったが、フェアと銘打った大規模な催しは、「おそらく初めてだろう」と主催者は話す。各種のブースが並ぶ会場は、さながら終活の見本市のようでもあった。


「体験・実演コーナー」では、遺影の撮影や入棺体験が定番になっていきそうな勢いですね。一方、エンディングドレス(死に装束)のファッションショーというのは、あまり定着しないような気がします。少なくとも「男子」はあまり関心度が高くないことでしょう。

記事では「楽しく終活」というとが強調されています。

人生の終盤を考えるきっかけにしたいと、軽い気持ちで始めた終活だったが、いろいろなことを考えさせられた。世の中の変化が、終活の必要性を生んだのかもしれない。まだまだ懸案解消というわけにはいかないが、どうせするなら、楽しく終活したいものだ。


イベントを主催する側が「楽しいものにしたい」「暗くないものにしたい」と考える気持ちはわかります。ただ参加する側が「楽しい終活」「明るい終活」を求めるのはどうでしょうか。

生前準備をすることが、結果的に前向き・ポジティブな気持ちを生むことはよくあるかと思います。でも終活をするに当たってことさらに「楽しさ」「明るさ」を追求するのは、何か本質からずれていいるような気がしてしまいます。「死」という厳粛な現実から逃避するような・・・。あくまで、私個人の意見ですけど。そもそも「終活」という言葉自体、本当は好きでなかったりしますし。

今後も「終活フェア」は各地で開かれることでしょう。お客さんの方も、目が肥えてくると思われます。この先、どんな企画が出てくるでしょうか。

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