2012年12月29日

【ニュース】厚生労働省が来春にも、終末期医療に関する大規模調査を実施


5年ごとに行っている調査で、今度で5回目となります。

尊厳死の法制化がもさくされていたり、胃ろうの問題がクローズアップされていることもあって、従来以上に関心を集めるのではないでしょうか。もとより当ブログも熱く注視していきます。終末期医療で意識調査 厚労省、5年ぶり実施へ - MSN産経ニュース
厚生労働省は、終末期医療に関する一般国民や医療従事者の意識などを探る調査を来春にも実施する。5年ごとに実施しており、前回の2008年は約1万4千人が対象となった。今回も同規模を予定しているほか、病院や緩和ケア施設の責任者ら計約4千人も新たに対象とする。27日に検討会を開き、調査項目についておおむね了承を得た。厚労省は07年、終末期医療の在り方について「患者本人による決定を基本に、医療行為の開始や不開始、中止などは多職種の医療チームが慎重に判断するべきだ」とする国として初の指針を策定している。今回の調査では、指針がどの程度、医療現場に周知されているか把握する。一般国民には末期がんなど具体的な病状に応じ、複数の選択肢を設けて治療をどこまで望むか尋ねるとしている。
医療関係者向けのメディア「キャリアブレイン」では、検討会の議論についてより詳しく報じています。関心のある方はこちらもどうぞ。終末期医療の意識調査、施設長も対象に - 医療介護CBニュース - キャリアブレイン下記のページから平成16年の調査報告書を見ることができます。この10年ほどの間で意識の変化があったのか、なかったのか、大いに気になるところです。それにしても、回収率が5割ほどでは「国民の意識」を正確に反映しているかどうかは疑問と言わざるを得ませんが。厚生労働省:第1回終末期医療に関する調査等検討会資料#### 当ブログでは、寄稿記事ならびにブログネタを常時募集しています ###

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