2012年12月23日

【ニュース】東京・足立区が孤独死防止条例案を可決


中野区とともに先頭ランナーという感じですね、足立区は。

足立区:孤独死防止、条例案可決 来年1月、高齢者世帯を調査 /東京- 毎日jp(毎日新聞)
足立区議会は20日、高齢者の孤立化や孤独死を未然に防ぐための「孤立ゼロプロジェクト推進に関する条例」案を可決した。自治会などに対し、足立区が持つ高齢者情報の提供が可能になる。区は今後、単身高齢者らの全世帯調査を進め、地域での見守り活動を強化する。高齢者の調査、支援を目的にした条例制定は珍しいという。区は住民基本台帳を基に、自治会や町会役員、民生委員らに、70歳以上の単身世帯と75歳以上の高齢者のみの世帯の住所、氏名、年齢、性別情報を提供する。区内では約3万3500世帯が該当する。足立区は地域との結びつきを強化する対策を進めているが、個人情報保護法が壁になり、情報提供が困難だった。条例が施行される来年1月から、先行する33の自治会、町会が調査を始める。
こういう取り組みが積み重なり、実績が上がっていくことで、個人情報保護の行き過ぎが是正されることを期待したいですね。この件は、当然NHKも報じています。内容については、次のようにまとめています。足立区“孤立死防ぐ”条例可決 NHKニュース
この条例案は、お年寄りの孤立死を防ぐために、いずれも介護保険サービスを受けていない70歳以上の1人暮らしの高齢者や75歳以上の夫婦ら、区内の3万3000人余りの名前、住所、年齢の情報を、本人の同意を得ずに地元の町会や民生委員、警察などに提供できるようにします。
条例施行後も、恐らくメディアが足立区のことを継続して報じることでしょう。今後もこの件は、積極的に拾っていきます。#### 当ブログでは、寄稿記事ならびにブログネタを常時募集しています ###

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