2013年06月24日

【書籍】命には続きがある


「救命医師と葬儀のプロ」による対談本です。



それぞれ死(そしていのち)に関する本を多く出されています。世間的な知名度はさほどではないかもしれませんが、平成の今、死生観について考えるなら無視できないご両人だと思います。



内容(「BOOK」データベースより)
臨死、霊聴、霊夢、交霊、体外離脱、憑依、お迎え現象…見えない存在をめぐって、生と死の交差点に立つ者同士が語り合う。人を看取り、葬送する意義、悲嘆に暮れる人を癒すグリーフケアについての温かい思索。


著者の一人、一条真也氏がブログで著書を紹介しておられます。

『命には続きがある』 - 一条真也の新ハートフル・ブログ

本書は、矢作先生の『人は死なない』(バジリコ)とわたしの『愛する人を亡くした人へ』(現代書林)という2冊の本がクロスオーヴァーした内容です。




この2冊を読んで「命には-」に進むもよし、「命には-」から入ってこの2冊(あるいはそのどちらか)に遡るもよし、ではないでしょうか。

これらはいずれも、メディアでもてはやされるような本ではないですしそうであっては困りますが、静かに多くの人に読まれ、そして深いところで我らの死生観に影響していく本だと思います。

もう一度、上記ブログから。

医療界のトップにある方とわたしのような冠婚葬祭業者が「死」について徹底的に語り合ったのは世界でも初めてだと思います。

ここ最近、わたしは、愛する人を亡くした人の悲しみを軽くするための「グリーフケア」の普及をめざしています。グリーフケアは医療・葬儀・そして宗教の3つのジャンルが協力しながら進めていくべき大いなる「こころ」の仕事です。

このたびの矢作直樹先生との対談本が、日本人にとってのグリーフケア普及の一助となることを願ってやみません。

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