2013年02月24日

【サイト】最期のツイートを集めた「The Tweet Hereafter」


「hereafter」という単語、恥ずかしながらイーストウッド監督の映画で初めて知りました。日本語で言えば「あの世」ということになるでしょうか。



後世に残る?「死に際のツイート」 国際ニュース : AFPBB News

人々が死の直前に残した言葉が語り継がれていく――そんな「死に際の名言」が今、「死に際のツイート」に取って代わられつつあるようだ。

前週立ち上げられたブログ「The Tweet Hereafter(死後の世界のツイート)」は、追悼の意を表する一風変わった形式として、最近亡くなった人たちが米マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」上に最後に投稿した「ツイート(つぶやき)」を集めている。


サイトそのものはこんな感じの殺風景なものです。

the_tweet_hereafter

The Tweet Hereafter

病気に冒されて「これが最期のツイートになるかも」と思っている人と、事故や事件で突然命を絶ちきられた人では、自ずと色合いも異なってきますね。あと自殺するような人だと、遺書代わりのツイートをするようなこともあるかもしれません。

いずれ日本でも同様のサイトが現れるのではないでしょうか。もしそうでなくても、Twitterをやっている人やブログをやっている人が亡くなると、最期のツイートや最期のポストは、人々の好奇心の対象になるものだと思います。否応なしに。

この20日に著名なゲームクリエイターの飯野賢治氏が亡くなりました。最期のツイートは、こちら。




このほか誰かあてのツイート(Twitterで言うReply)がその前から続いているのですが、普通のツイートしてはこれが最後。ある意味、何の変哲も無いですね。




上の記事に戻ります。

「ツイートの多くは、読んでも大して深い意味はない。けれど中には非常に魅力的だったり、刺激に満ちたもの、あるいはぎょっとするものや悲劇的な含蓄にあふれたものもある」とマックウォーターズ氏。一方のフォレスト氏は、「ツイッターや(米SNSの)フェイスブックといったソーシャルサイトを通じて、私たちの生活はどんどん透けて見えるようになり、死んでしまったら消せない足跡がインターネット上に残るようになった」と指摘する。


多くの人がソーシャルメディアどっぷりの日々を送る現代。出るべくして出たサイト、という気がします。

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