2013年01月22日

【ネット記事】韓国で孤独死が増加


ロイターの記事です。



日本人としては「韓国でも」と言いたいところです。

アングル:韓国で孤独死が増加、高齢者追い込む「葬儀代の負担」 | ワールド | Reuters

かつては儒教の文化が重んじられ、親孝行が社会的義務だった韓国。しかし、経済的に豊かになるにつれ、家族の絆が壊れ始めた。今では、人口5000万人の韓国で、120万人の高齢者が独り暮らしの生活を送っている。これは高齢者全人口の20%を上回る割合だ。


韓国で日本ほどの「非婚化」が進んでいるかどうかは知りません。ただ記事にあるように子がいても絶縁状態などというケースが少なくないとすると、孤独死が増えるのは確実なように思えます。

そして高齢化のスピードという問題。

韓国は先進国で最も高齢化のペースが速い。1980年には3.8%だった高齢者人口の割合が、2002年には7.2%、12年には11.8%となった。昨年5月に発表された保健福祉省のリポートによると、20年には15.7%に増加し、30年には24.3%まで増える見込みとなっている。


孤独死の件に限らず、少子化→人口高齢化→問題噴出という構図は、東アジアの国に多かれ少なかれ共通します。韓国のほか、香港・シンガポール・台湾、そしていずれは中国の大都市部でも・・・。「儒教の伝統」などというのは、あまり役に立たないでしょうね。

ちなみに下記は、2011年8月の記事です。

【新聞記事】韓国紙「朝鮮日報」が日本の孤独死を紹介 | 終活ニュース(2011-08-02)

「無縁社会」といった言葉も、日本以外の国で使われるようになるかもしれません。

#### 当ブログでは、寄稿記事ならびにブログネタを常時募集しています ###

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字