2014年01月03日

2014年、「生前準備」の世界で起こりそうなこと


勝手に予測しちゃいます。



長年ニュースウオッチしているので、トレンドは何となくわかるんですね。今年中に実現するかどうかは、はっきりしませんが、近いうちに次のようなことが起こるのではないでしょうか。

エンディングノートなどがデジタル化・クラウド化される
スマートフォンやタブレットの普及で、ネットへのアクセスはこれまで以上に身近になりました。エンディングノートを書く人の年齢層が広がるのに伴い、デジタル機器やウェブサービスを日頃から使いこなす人たちも、徐々にエンディングノートを書くようになっています。そうした人たちには、紙のノートよりもデジタル、さらにはクラウドに保管するというのは自然なことなのではないでしょうか。こうしたアプリやサービスはすでにいくつも出ていますが、今年以降、普及に拍車が掛かるかもしれません。

葬式で音声メッセージ・ビデオメッセージが流されるのが一般化する
女優の田中好子さんの通夜で肉声メッセージが流された時には、驚いたものです。それが去年、島倉千代子さんの時にはみなすんなり受け止めたのではないでしょうか。芸能人の通夜・葬式ではこういうのは「当たり前」のようになっていくでしょうし、一般人においても徐々に広まって行くのではないでしょうか。

「終活」への批判・バッシングが起こる
すでにこのブログでは、終活という言葉を自ら使うのをやめています。「終活」それ自体や「終活ブーム」などとメディアがもてはやしていることに対して嫌悪感を持つ人は増えてきています。一部のメディアやネット上の有名人が火付け役となって、「ブーム」をあおっているかのような企業・団体や個人を叩くかもしれません。

国会の場で葬送や終末期医療のことが話題になる
これも、今年以降大きな動きとなっていきそうな兆しがあります。まず通常国会に尊厳死の法案が出されるかどうか。そのほか、散骨など新しい葬法を法律にどう位置づけるか、あるいは相続法をどのように変えていくか、といったことが国会議員の関心を呼びそうです。年内に法案化されるものは、さほどないでしょうが。

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p-4195264 at 02:33│Comments(0)TrackBack(0)論説 

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