2015年04月09日
【ニュース】池田泉州銀が公益社と「終活」ビジネスで提携へ
5月に正式発表の運びだそうです。
その際には割と話題になるのではないでしょうか。地方銀行が葬儀社と組むのは珍しい。加えて、シニアシフト・高齢者シフトという点では時代の流れを象徴する動きでもありますし。
池田泉州銀行は6日、燦ホールディングス傘下で葬儀場を運営する「公益社」と5月にも業務提携することを明らかにした。自身や家族の相続税などの相談で銀行を訪れる顧客に葬儀や埋葬の手続きなどを案内し、ビジネスの幅を広げていく狙いがある。池田泉州銀によると、地方銀行と葬儀業者が提携するのは全国でも珍しいという。両社は生前に葬儀などの準備を整える「終活」のセミナーを開いたり、顧客の葬儀費用を割り引いたりするサービスを検討する。
今後も、異業種が葬送ビジネスに乗り込んできたり、意外な企業が葬送ビジネスと手を組んだり、という動きは続くことでしょう。競争はそれだけ厳しくなるでしょうが、その過程で面白い動きが出てきたり、イノベーションが生まれることを期待したいものです。
なお、ブログの記事にはしませんでしたがついこの間、京王電鉄が葬儀業に進出というのを朝日新聞が取り上げていました。しゃれたタイトルですよね。
支えます、人生の終着駅 私鉄各社、葬祭業へ進出:朝日新聞デジタル(会員限定記事)