2014年10月07日

【アンケート】シニア層の66%が「財産は子に残すのでなく、今を楽しむために使う」


まだあまり世の中で注目されていない動きですが、価値観の大きなシフトが起こりつつあるのかもしれません。


お金について、親子間の関係について、そして資産の継承について。
あおぞら銀行は1日、60代を中心とする55-74歳の男女2072人を対象に行った「お金の使い方や資産について」のアンケート調査を発表した。「へそくり」の額は夫が68万円、妻が139万円で妻の多さが目立つこと、「子どもには財産を残さず、今を楽しむために使う」と回答した人が66%に達するなど「今どきシニアは、自分の人生を謳歌(おうか)したいと考えている」ことが分かった。

調査対象は男性が1002人、女性が1070人。年齢別では55-59歳が486人、60-69歳が1132人、70-74歳が454人。平均金融資産額は50代後半の回答者が1411万円、60代が2254万円、70代前半1が903万円で、全国平均よりもやや高い。

「子どもにできるだけ財産を残したいと思いますか」との問いに対しては、「そう思う」、「ややそう思う」と回答した人は計34.5%、「そう思わない」、「あまりそう思わない」は合計で65.6%で、「否定派」が「肯定派」の2倍近くになった。
他の質問でも、「貯める」「遺す」よりも「使う」「今楽しむ」という方を重視する回答が上回っているのが目に付きます。

この世代に特有なのか、それとも後の世代になるほどさらにそうした傾向が強まるのか。注視していきたいポイントの一つですね。

あおぞら銀行のプレスリリースは、下記。話のネタとしても、なかなか興味深いアンケートと言えます。

自分の人生を謳歌する今どきシニア ~「へそくり」もしっかり!夫68万円、妻139万円~|株式会社あおぞら銀行のプレスリリース 


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