2014年03月04日

【ニュース】「最期を迎えたい場所」などを書くメッセージノートを配布(和歌山)


1万部を作成、無料で配布するそうです。



終末期に望む医療、介護のあり方や家族への思いを元気なうちに伝えてもらおうと、和歌山県那賀振興局などは今月から、65歳以上の高齢者らが自らの意志を記す「メッセージノート」を配布する。

1日、岩出市内で医療・介護関係者向けの研修会があり、作成に携わった医師が「在宅で家族が看取(みと)る文化を地域に定着させよう」と呼びかけた。

ノートはA4判20ページで、老後を過ごす場所や最期を迎える場所について自宅、老人ホーム、病院などから選択。終末期医療に関しては、点滴による栄養補給や人工呼吸など10項目を示して希望の有無を選べる。大切な写真とともに家族や友人へ寄せるメッセージの欄なども設けられている。那賀振興局と那賀医師会などが1万部を作成。3日から岩出保健所や紀の川市役所などで無料で配布する。
つくりっぱなし、配りっぱなしにするのではなく、このノートをきっかけに各家庭で話し合いが持たれたり、地域で住民向けの勉強会・研修会が開かれたりすれば、「看取る文化」が培われていきそうです。実際に使われる中で、ノートが充実していき、医療者・介護者の意識が高まっていくといった効果も期待できるでしょう。

高齢者が増える→医療・介護の負担が増える、というのは我が国のピンチでもありますが、地域づくりのチャンスでもあります。こうした取り組みが、今後は各地で展開されることでしょう。全国でノウハウを共有できる部分もあれば、地域で独自に発達する「その土地ならでは」というものも育っていくことでしょう。

5年後、10年後にこの地域の状況を聞いてみたいものですね。生前準備の実施率は1割いくかどうかというのが全国的な「相場」ですが、たとえばここでは3人に1人、2人に1人の高齢者がこのノートに何かしら書き込んでいる、なんてことになったら大したものです。


p-4195264 at 03:58│Comments(0)TrackBack(0)ニュース記事 

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